神気朦朧しんきもうろう)” の例文
ってたかってなぐりつける、息杖いきづえ足蹴あしげの下に、いつか神気朦朧しんきもうろうとして空も見えなくなってしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
い出し盛りの息子一郎を遊ばし兼ねて、神気朦朧しんきもうろうとした中に、謡うように言った。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)