神代杉じんだい)” の例文
長押なげし、柱、ほかの木口に較べて、すこし、見落みおちがするの、十畳の間には、神代杉じんだいってもらおう』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『そうだ、十畳を神代杉じんだいにする、そうなると又、四畳半が、赤杉あかの並物ではうつらぬ故、吉野杉の飛切りで貼ってくれい。客に見せて、金を惜しんだように思われぬようにな』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)