祈祷書きたうしよ)” の例文
それから日曜ごとには、獄中の教会堂へ行つて、祈祷書きたうしよをよみ、合唱に加はつて讃美歌をうたひました。すつかり年をとつても、むかしうたをうたひなれてゐたので、声だけはきれいでした。
ざんげ (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)