硝子戸越がらすどごし)” の例文
風にもめげずにみんな駆出すが、ああいう児だから、一人で、それでも遊戯さな……石盤へこう姉様あねさまの顔をいていると、硝子戸越がらすどごしに……夢にも忘れない……その美しい顔を見せて
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)