“短柄”の読み方と例文
読み方割合
みじかえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
短柄みじかえの鞭がうなって、その長い紐を、揺軸のうしろの雪の中に引きずってゆく。そしてフォン・オステルロオ嬢が、格子門のそばにたたずんで、ハンケチを振りつづける。
トリスタン (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)