“知太政官事”の読み方と例文
読み方割合
ちだいじょうかんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皇女の薨ぜられた時には、皇子は知太政官事ちだいじょうかんじの職にあられた。御多忙の御身でありながら、或雪の降った日に、往事のことをも追懐せられつつ吉隠の方にむかってこの吟咏をせられたものであろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)