“着眼”の読み方と例文
読み方割合
ちやくがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は自分の着眼ちやくがんしたみちに這入つて行つた。今もなほそれに從つてゐる。これ以上斷然たる、不屈不撓な開拓者が、岩石と危險の眞只中に働くといふことはなかつたであらう。
〔譯〕學を爲すの緊要きんえうは心の一字に在り。心をつて以て心を治む、之を聖學と謂ふ。政を爲すの着眼ちやくがんは情の一字に在り。情にしたがうて以て情を治む、之を王道と謂ふ。王道と聖學と二に非ず。