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真倒
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まっさかさ
ふりがな文庫
“
真倒
(
まっさかさ
)” の例文
旧字:
眞倒
茲
(
ここ
)
に最も哀れをとどめたのは、大将吉田修理亮である。彼は、真先に飛込んで、間もなく馬の足を鎖に捲きたおされ、ドウと許り、
真倒
(
まっさかさ
)
まに河中に落ちた。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
その位置の真上より振袖落ち、
紅
(
くれない
)
の
裙
(
すそ
)
翻り、道成寺の白拍子の姿、一たび宙に流れ、きりきりと舞いつつ
真倒
(
まっさかさ
)
に落つ。もとより、仕掛けもの造りものの人形なるべし。神職、村人ら、立騒ぐ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“真倒”で始まる語句
真倒様