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相貌
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かほだち
ふりがな文庫
“
相貌
(
かほだち
)” の例文
さはいへ彼とても初めより、そを予期せしには非ざるべけれど、彼が君子然たる
相貌
(
かほだち
)
の、計らず婦人の嗜好に投ぜしより、その境遇上自然さる傾きを助長し来りしならむ。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
粧飾
(
つくり
)
より
相貌
(
かほだち
)
まで
水際立
(
みづぎはた
)
ちて、
凡
(
ただ
)
ならず
媚
(
こび
)
を含めるは、色を売るものの仮の姿したるにはあらずやと、始めて彼を見るものは皆疑へり。一番の勝負の果てぬ間に、宮といふ名は
普
(
あまね
)
く知られぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“相貌”の意味
《名詞》
顔つき。人相。容貌。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“相貌”で始まる語句
相貌端荘