直通すぐどほ)” の例文
「加賀の歸り高堂の前をば通らねばならぬ處ながら、直通すぐどほりにて、其夜は雲嶺へ投宿のやうに申候、是は一杯飮む故なるべし。」天民の上戸じやうごは世の知る所である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)