直質なおただ)” の例文
この年の『武鑑』及『日本藩史』を見るに、黒田家では翌年四月に豊前守直静が世を去って、六月に直静の弟淡路守直質なおただが封を襲いだ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
正月七日毅堂は久留里の藩主黒田淡路守直質なおただに謁し五古一篇を賦して奉った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)