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皮肉家
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ひにくや
ふりがな文庫
“
皮肉家
(
ひにくや
)” の例文
すべて女といふものは、滅多に
善
(
よ
)
い批評家にはなれつこは無いが、心掛一つで
疵探
(
あらさが
)
しの
皮肉家
(
ひにくや
)
にはなれるものだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ある
皮肉家
(
ひにくや
)
が、
古
(
むかし
)
の詩人は血で書いた、
中頃
(
なかごろ
)
になつては
墨汁
(
インキ
)
で書いた、それが
極
(
ごく
)
近頃になつては
墨汁
(
インキ
)
に水を割つて書くやうだと言つたが、涙にしても水を割つたら、直ぐ瓶に詰まりさうなものだが
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“皮肉”で始まる語句
皮肉