皇后おおきさき)” の例文
皇后おおきさき禧子よしこをはじめ、後宮の妃から宮々の姫ぎみも供奉ぐぶし、公卿大臣おとどといえば、この日のお供に洩れるなどは、千載せんざいの恥かのように思って、終日の花の宴に、あらゆる余興やびの百態を
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)