白斑しらふ)” の例文
こうして、鷹はおとなしく老人のこぶしに戻った。鷹は一面に白斑しらふのある鳥で、雪の山と名づけられた名鳥であると老人は説明した。
半七捕物帳:15 鷹のゆくえ (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その折矢田平が父より夢中に授かりし片袖を、白斑しらふの鷹来てつかみ、飛去る。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
黒斑くろふ白斑しらふの綾模樣
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)