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癯
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や
ふりがな文庫
“
癯
(
や
)” の例文
秋は早い奥州の或山間、何でも南部領とかで、大街道とは二日路も三日路も横へ折れ込んだ途方も無い僻村の或寺を心ざして、其男は鶴の如くに
癯
(
や
)
せた病躯を運んだ。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
秋は早い奥州の或
山間
(
さんかん
)
、何でも
南部
(
なんぶ
)
領とかで、
大街道
(
おおかいどう
)
とは
二日路
(
ふつかじ
)
も
三日路
(
みっかじ
)
も横へ折れ込んだ途方もない
僻村
(
へきそん
)
の
或
(
ある
)
寺を心ざして、その男は鶴の如くに
癯
(
や
)
せた病躯を運んだ。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
癯
部首:⽧
23画
“癯”を含む語句
清癯
形癯
清癯鶴
癯我慢
癯骨