瘡痍さうい)” の例文
此作は我心の瘡痍さういいやすべき藥液なりき。我は自ら以爲おもへらく。人々若し我此作を讀まば、その我に苦痛を與ふることの非なるを悟りて、善く我を遇するに至るならんと。