痰喘たんせき)” の例文
芭蕉はさつき、痰喘たんせきにかすれた声で、覚束おぼつかない遺言をした後は、半ば眼を見開いた儘、昏睡の状態にはいつたらしい。
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)