トップ
>
痩世帯
>
やせぜたい
ふりがな文庫
“
痩世帯
(
やせぜたい
)” の例文
お
暇
(
いとま
)
ともならば
弥々
(
いよいよ
)
病人の伯父に心配をかけ、
痩世帯
(
やせぜたい
)
に一日の厄介も気の毒なり、その内にはと手紙ばかりを
遣
(
や
)
りて、身は
此処
(
ここ
)
に心ならずも日を送りける。
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
主人の中川は胸中の抱負こそ敢て人後に落ちざれども書生上りの
痩世帯
(
やせぜたい
)
、爵位ある上流人士を家に招きしは初めてなれば何となく心苦しく覚えて事ごとに
言訳
(
いいわ
)
けし
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
痩
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“痩世”で始まる語句
痩世帶