トップ
>
疊紙
>
たゝうがみ
ふりがな文庫
“
疊紙
(
たゝうがみ
)” の例文
新字:
畳紙
取出したのは、
疊紙
(
たゝうがみ
)
に入れた疊二枚ほどの大繪圖面が三枚と、半紙一枚に書いた結び文が一通、平次はそれをくり擴げて、暫らくは眺め入りました。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の誘ひの
壺
(
つぼ
)
にはまつて、——藤兵衞は四日前の晝過ぎ
疊紙
(
たゝうがみ
)
に入れた大きな物を、風呂敷に包んで歸つた事や、それを夜中まで擴げて、首を捻つたり、手を入れたりした上
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
藤兵衞が隣の部屋で食事をしてゐる間に、誰かゞ藤兵衞に知れないやうに神棚に僞の
疊紙
(
たゝうがみ
)
を置いて、直ぐお勇の部屋へ引返し、置床の上から、
眞物
(
ほんもの
)
の疊紙を持つて行くことが出來るでせうか。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
疊
部首:⽥
22画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“疊”で始まる語句
疊
疊針
疊薦
疊々
疊句
疊數
疊直
疊算
疊觸
疊廊下