“疊針”の読み方と例文
新字:畳針
読み方割合
たゝみばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お町はその時駒次郎を殺して、自分も死ぬ氣だつたんだ、いつぞや駒次郎が自分の家へ忘れて行つた疊針たゝみばりを持出して塀の此方から、一思ひに眼を突いた
抱き起して見ると、右の眼へ深々と突立つたのは、商賣物の磨き拔いた疊針たゝみばり