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申楽
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さるがく
ふりがな文庫
“
申楽
(
さるがく
)” の例文
旧字:
申樂
先
(
まず
)
すぐれたるびなん(美男)は知らず、よき程の人も、ひためん(直面)の
申楽
(
さるがく
)
は、年よりては見えぬ物なり。さるほどに
此
(
この
)
一方は欠けたり。
もの思う葦:――当りまえのことを当りまえに語る。
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「すると、伊賀だの。伊賀の一ノ宮には、古くから山田
申楽
(
さるがく
)
の座がある由。そちも山田申楽のながれを汲む者か」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし昔の
申楽
(
さるがく
)
とか
田楽
(
でんがく
)
とか言ふものの趣味は能楽よりもかへつて狂言の方に多く存して居るかも知れぬ、少くとも彼ら古楽の趣味が半ばは能楽となつて真面目なる部分を占領し
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
と、いわれ、その姿のまま、人々の中で、山田
申楽
(
さるがく
)
の一曲を、さっと舞った。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“申楽”の意味
《名詞》
申楽 (さるがく)
日本の伝統芸能のひとつで能楽の原型になったもので伎楽や散楽にものまねなどの滑稽な笑いの芸や寸劇などを加えた芸能。
(出典:Wiktionary)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“申楽”で始まる語句
申楽師
申楽談義
申楽能
申楽衆
申楽奉仕
申楽翁三番叟