“甲賀世阿弥”の読み方と例文
読み方割合
こうがよあみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いッそのこと、あとに生き残っている甲賀世阿弥こうがよあみも、この際、殺してしまったほうがよかろうと存じます!」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうそう、それは甲賀世阿弥こうがよあみ様という、二十七軒の中でも、宗家そうけといわれた家筋でございましょう」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
血筆をとって岩磐の火皿にかがまったきりであった甲賀世阿弥こうがよあみも、今はようやく疲れてきた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)