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生長
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おいた
ふりがな文庫
“
生長
(
おいた
)” の例文
美しい容貌、上品な姿、大分
窶
(
やつ
)
れてはいたけれど、尚高朗たる面影があって、上流の家庭に
生長
(
おいた
)
ったところの、若殿であったことが想像された。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
背後
(
うしろ
)
に大藪が繁っていて、微風に枝葉が靡いていた。ここらは一面の耕地であったが、耕地にはほとんど青色がなかった。天候不順で五穀が実らず、野菜さえ
生長
(
おいた
)
たないからであった。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
坊ちゃんとして
生長
(
おいた
)
って来た頼母は、顔も姿も
初々
(
ういうい
)
しくて、女の子のようであり、それが、雲一片ない空から、溢れるように降り注いでいる月光に照らされ、寝ている様子は、無類の美貌と
相俟
(
あいま
)
って
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“生長”の意味
《名詞》
生 長(せいちょう)
植物が育つこと。
生まれ育つこと。
物事が大きくなること。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“生長”で始まる語句
生長液
生長年數
生長状態