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生息子
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きむすこ
ふりがな文庫
“
生息子
(
きむすこ
)” の例文
林之助は今年
二十歳
(
はたち
)
になるけれども、まるで
生息子
(
きむすこ
)
のようなおとなしい男であった。おとなしい男とおとなしい女——お絹は林之助とお里とを結びつけて考えなければならなかった。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
心は無論落ついちゃいないが、態度だけはまるで宿屋へ泊って、茶代を置いた御客のようであった。いくら恐縮しても自分には、これより以外の態度が出来ないんだから全くの
生息子
(
きむすこ
)
である。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
児島は
生息子
(
きむすこ
)
である。彼の性欲的生活は
零
(
ゼロ
)
である。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“生息”で始まる語句
生息