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生來
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うまれつき
ふりがな文庫
“
生來
(
うまれつき
)” の例文
新字:
生来
そこでだ、若し後藤肇の行動が、
後前
(
あとさき
)
見ずの亂暴で、其亂暴が
生來
(
うまれつき
)
で、そして、果して眞に困つちまふものならばだね、忠志君の鼠賊根性は
怎
(
どう
)
だ。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
髮は二寸も延びて、さながら丹波栗の
毬
(
いが
)
を
泥濘路
(
ぬかるみ
)
にころがしたやう。目は? 成程獨眼龍だ。然しヲートルローで失つたのでは無論ない。恐らく
生來
(
うまれつき
)
であらう。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
君の亂暴は、或は
生來
(
うまれつき
)
なのかも知れないね。そら、まだお互に
郷里
(
くに
)
に居て、尋常科の時分だ。僕が四年に君が三年だつたかな、學校の
歸途
(
かへり
)
に、そら、酒屋の林檎畑へ
這入
(
はい
)
つた事があつたらう。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
來
部首:⼈
8画
“生來”で始まる語句
生來潤