“甚々端折”の読み方と例文
読み方割合
じんじんばしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庫裡くりの腰高障子を開けて出て来た一人の男、赤い大黒頭巾を冠せた子供を深々とおんぶして、浅葱あさぎの手拭で頬冠りをしたまま、甚々端折じんじんばしょりに長刀草履を穿いて、ヒョコヒョコと裏門を出て行きました。