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琶音
ふりがな文庫
“琶音”の読み方と例文
読み方
割合
アルペジオ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アルペジオ
(逆引き)
櫂
(
かい
)
からしたたる水は、ささやかな
琶音
(
アルペジオ
)
や半音階を奏した。乳色の
靄
(
もや
)
が河の
面
(
おも
)
に揺れていた。星がふるえていた。鶏が両岸で鳴きかわしていた。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
曲はすべて
琶音
(
アルペジオ
)
から成っていて、時々一連の旋律が、弱々しいつばさで、その上に浮かび出るのである。その次には「梟と雀」を弾く。この作はいつもきまって当りを取る。火のような効果を与える。
神童
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
そしてそれらの
節奏
(
リズム
)
のまにまに、
棚
(
たな
)
に
葡萄蔓
(
ぶどうづる
)
がよじ上るように、種々の音楽が高まってくる、銀音の鍵盤から出る白銀の
琶音
(
アルペジオ
)
、悩ましいヴァイオリンの響き
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
琶音(アルペジオ)の例文をもっと
(3作品)
見る
琶
漢検準1級
部首:⽟
12画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“琶音”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
パウル・トーマス・マン