獺惰らんだ)” の例文
「口舌を以ていたずらに民を叱るな。むしろ良風をおこしてふうならわせよ。風を興すもの師と吏にあり。吏と師にして善風を示さんか、克己こっきの範を垂れそのもと獺惰らんだの民と悪風を見ることなけん」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)