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猪突
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ししつ
ふりがな文庫
“
猪突
(
ししつ
)” の例文
猪突
(
ししつ
)
き槍や、鉄砲や、
大刀
(
どす
)
を持って、その一部は、寝小屋の外を
窺
(
うかが
)
い、また、半分は小屋のわきから絶壁を下りて、確か、谷底へ廻ったらしい。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
掠
(
かす
)
め
去
(
さ
)
った
猪突
(
ししつ
)
き槍を捨てておいて、武蔵は、山刀の群れの中へ一刀をかざして、駈け入った。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山の
社
(
やしろ
)
に白木の輿をおいて報らせても、
貢物
(
みつぎ
)
が来ないので、
猪突
(
ししつ
)
き槍だの、熊射ち弓だの、斧だの手槍だの、なるべく土民が見ただけでも縮み上がってしまいそうな武器を携え
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“猪突”の意味
《名詞》
猪が勢いよく前進するように突進すること。
(出典:Wiktionary)
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“猪突”で始まる語句
猪突的
猪突者
猪突邁進家