猨田毘古さるたひこ)” の例文
本居宣長は猨田毘古さるたひこ神の名を猨に似たる故とせんは本末たがうべし。獣の猨はこの神の形に似たる故の名なるべしと説いた(『古事記伝』巻十五)。
かれ、その猨田毘古さるたひこの神、阿邪訶あざかいませる時にすなどりして、ヒラブ貝にその手をひ合されて海塩うしおおぼれたまひき。