“猊下”の読み方と例文
読み方割合
げいか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大谷尊由という人、師と称するか、猊下げいかというか、私は全然知らないから、もとより師であるか、僧侶であるかそれさえ知らない。
現代能書批評 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
もっとも、相手が誰だかってことは承知していましたけれど……これは即刻けりをつけなくちゃなりません! 猊下げいか、どうぞ信じてください。
「ここの主教猊下げいかは、馬車を使わずに馬に乗って管区を巡廻なさるんだが」と補祭がペンを置きながら言った
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)