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ローマンス
ふりがな文庫
“
物語
(
ローマンス
)” の例文
だれもまったく気づかなかったが、ローザはいろんなものでみずからこしらえ上げた
物語
(
ローマンス
)
の中にばかり生きていた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼は好くも覚えてゐない昔の唱歌の
節
(
メロデイ
)
を練習しながら
物語
(
ローマンス
)
の主人公になつたらしい輝やかしい思ひであつた。
まぼろし
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
策士川上が貞奴の名を揚げるために
種々
(
いろいろ
)
と、世人の好奇心をひくような
物語
(
ローマンス
)
を案出するのであろうとはいわれたが、彼女の技芸に、
姿色
(
ししょく
)
に、魅惑されたものは多かった。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ミンナの方は、とくに好奇心に富んでいて、
物語
(
ローマンス
)
の主人公となるのが嬉しく、その
物語
(
ローマンス
)
から、自尊心と感傷性とのありとあらゆる快楽を引出そうとしていた。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“物語”の解説
物語(ものがたり)とは、主に人や事件などの一部始終について散文あるいは韻文で語られたものや書かれたもののことを指す。
また現在「物語」という語は英語の「:en:narrative ナラティブ」の訳語として用いられることもある。また「:en:story ストーリー」という語の訳語として用いられることもある。訳語として用いられることによってそれらの概念の混交も起きている。
人間の脳は物語に対応するように生物学的に配線されているため、物語を無視することは困難である。
(出典:Wikipedia)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“物語”で始まる語句
物語人
物語風
物語作者酋長