牡丹花ぼたんのはな)” の例文
二十ばかりと見える美人が十四五ばかりのわらわに美しき牡丹花ぼたんのはなの燈籠を持たして来たので、魂飛び心浮かれてあとになりさきになりしていて往くと、女の方から声をかけたので
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ひつぎの前には牡丹花ぼたんのはなの燈籠の古くなったのをけてあった。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)