“爕理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうり50.0%
せふり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それは南華に出ております。余り僻書へきしょではございません。相公しょうこう爕理しょうりいとまには、時々読書をもなさるがよろしゅうございましょう」
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは彼国に居つたが、いかなる公会にのぞんでも、鉄血宰相のおもてを見ることを得なかつた。これを見むと欲すれば、議院に往くより外無かつたのである。渠は此の如くにして爕理せふりの任を全うした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)