にわび)” の例文
頃しも六月の始め、金をとろかす炎暑にたちまち指を落すばかりの寒気起り、積雪尺に余りしを以て、人夫にわびを焼いて雪中の寒気を凌いだ。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)