“熊野灘（くまのなだ）” の例文

「山越」の船で船夫をしていた父が、熊野灘（くまのなだ）で難破した船といっしょに死ぬまで、幾たび同じことを頼みに母子三人でその店へいったかわからない。

初蕾 (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)

八丈島の上で二つに岐（わか）れた編隊の一つは、まっすぐ富士山の方に向い、他は、熊野灘（くまのなだ）に添って紀伊水道の方へ進む。

壊滅の序曲 (新字新仮名) ／ 原民喜(著)

“熊野灘”の解説

熊野灘（くまのなだ）は、フィリピン海（北西太平洋）のうち、日本の紀伊半島南端の和歌山県の潮岬から三重県大王崎にかけての海域の名称。
(出典:Wikipedia)

熊	常用漢字 小４ 部首:⽕ 14画
野	常用漢字 小２ 部首:⾥ 11画
灘	漢検準1級 部首:⽔ 22画