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焦燥
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やきもき
ふりがな文庫
“
焦燥
(
やきもき
)” の例文
「もうあなたここまで
漕
(
こ
)
ぎつけたんですもの。そう
焦燥
(
やきもき
)
しないでいた方がよござんすよ。」
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
そんな気持の
嵩
(
こう
)
じて来たお島には、自分一人がどんなに
焦燥
(
やきもき
)
しても、出世する運が全く小野田にはないようにさえ考えられてきた。彼の顔が
無下
(
むげ
)
に卑しく貧相に見えだして来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「私がいくら骨おって始末したって、とても駄目ですよ。内は内でお今ちゃんなぞがいて
贅沢
(
ぜいたく
)
を言うし、外は外で絞られるところがあるんだもの、私一人で
焦燥
(
やきもき
)
したってしようがありゃしない。」
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“焦燥”の意味
《名詞》
焦 燥(しょうそう 「焦躁」の「同音の漢字による書きかえ」)
いらいらして焦ること。
(出典:Wiktionary)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
燥
常用漢字
中学
部首:⽕
17画
“焦燥”で始まる語句
焦燥感
焦燥気味