火気かき)” の例文
旧字:火氣
みちもよほど歩行あるいたような気がするので、うっとり草臥くたびれて、もう帰ろうかと思う時、その火気かきを包んだもやが、こう風にでも動くかと覚えて、谷底から上へ、すそあがりに次第に色がうなって
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)