灑々しや/\)” の例文
古人曰、「大丈夫胸中灑々しや/\落落らく/\。如光風霽月。任自然。何ラン一毫之動心哉」(○明、王耐軒筆疇の語)と、是即ち標的なり。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
千万謝言の後、架上の書をいて読んだと云ふ、その灑々しや/\たる風度が、まことに愛すべきである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)