“灑水”の読み方と例文
読み方割合
しゃすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行者の前の壇上には、蘇油、鈴、独鈷どっこ、三鈷、五鈷、その右に、二本の杓、飯食、五穀を供え、左手には嗽口そうこう灑水しゃすいを置いてあった。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
尊意が灑水しゃすいいんを結ぶと、たちどころにその火が消えた。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)