瀬戸張せとばり)” の例文
手を出してせんを締めておいてやろうかと考えた時、ようやく自分の迂濶うかつさに気がついた。それと同時に、白い瀬戸張せとばりのなかで、大きくなったり小さくなったりする不定なうずが、妙に彼を刺戟しげきした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)