“濁赤”の読み方と例文
読み方割合
にぶあか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつか濁赤にぶあかい夕雲も薄れ、月のない宵がこの大海わだつみの中の小陸地をひっそりと区ぎッている。丘上の黒木の御所には、いつもどおりな小さい灯がポチとあった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)