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滎陽
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けいよう
ふりがな文庫
“
滎陽
(
けいよう
)” の例文
帝の車駕をはじめおびただしい洛陽落ちの人数は、途中、行路の難に悩みながら、
滎陽
(
けいよう
)
まで来て、ひと息ついていた所へ、早くも
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
滎陽
(
けいよう
)
郡に
廖
(
りょう
)
という一家があって、代々一種の
蠱術
(
こじゅつ
)
をおこなって財産を作りあげた。ある時その家に嫁を貰ったが、蠱術のことをいえば怖れ嫌うであろうと思って、その秘密を洩らさなかった。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
滎陽
(
けいよう
)
の太守
王植
(
おうしょく
)
は、すでに早打ちをうけとっていたが、門をひらいて、自身一行を出迎え、すこぶる鄭重に客舎へ案内した。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
滎陽
(
けいよう
)
の山地で、曹操の軍は、敵のため殲滅的な敗北をとげ、曹操はわずかな旗下に守られて
河内
(
かだい
)
へ落ちて行った——」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わしの愚息は、
胡班
(
こはん
)
といって、いま
滎陽
(
けいよう
)
の太守
王植
(
おうしょく
)
の従事官をしています。やがてその道もお通りになるでしょうから、ぜひ訪ねてやってください」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「ぜひもありません。かくなる上は、お命こそ大事です。ひとまず麓の
滎陽
(
けいよう
)
まで引退がった上となさい」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“滎陽(滎陽市)”の解説
滎陽市(けいようし、拼音:Xing yáng)は、中華人民共和国河南省鄭州市に位置する県級市。
(出典:Wikipedia)
滎
部首:⽔
14画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“滎陽”で始まる語句
滎陽城