トップ
>
溯上
>
さかのぼ
ふりがな文庫
“
溯上
(
さかのぼ
)” の例文
「北流する水を利して進むは、入るに
易
(
やす
)
い道には違いないが、ひとたび退こうとするときは、流れを
溯上
(
さかのぼ
)
るの困難に逢着するであろう」
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春から二た月ばかり休んで居ましたが、石井平四郎の伜を皮切りに、段々大川筋を
溯上
(
さかのぼ
)
つて、本所、淺草あたりまで荒すやうになつたのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
春から二た月ばかり休んでいましたが、石井平四郎の倅を皮切りに、だんだん大川筋を
溯上
(
さかのぼ
)
って、本所、浅草あたりまで荒らすようになったのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「品川沖から、死骸が大川を
溯上
(
さかのぼ
)
るのは、どうも面白くないことだと申上げて下さい、ハイ、左樣なら」
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は、この事件の眞相を突きとめる爲には、遠く原因に
溯上
(
さかのぼ
)
る外は無いと思つたのです。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
平次は、この事件の真相を突きとめる為には、遠く原因に
溯上
(
さかのぼ
)
る外は無いと思ったのです。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“溯上”の意味
《名詞》
川などの流れを遡ること。
(出典:Wiktionary)
溯
漢検準1級
部首:⽔
13画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“溯”で始まる語句
溯
溯江
溯源
溯行
溯及
溯巻
溯洄
溯算