たん)” の例文
そして船が巖の間をすれすれに急たんを下る時にも、叫び声一つあげず、じっと船頭の巧みなかいのつかい方に見入り、かつて何かで読んだことのある話を思い出していた。
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)