港場みなとば)” の例文
いうまでもなく、野天のてんばくち。毎年の例で、この辺の港場みなとばの船持、漁夫、町の金持、街道すじの旅の者などみな集まる。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
湖岸には、荷船や渡船の便に施設して、さながら小さい港場みなとばの景を呈していた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)