“みなとば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
港場66.7%
湊場33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうまでもなく、野天のてんばくち。毎年の例で、この辺の港場みなとばの船持、漁夫、町の金持、街道すじの旅の者などみな集まる。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
湖岸には、荷船や渡船の便に施設して、さながら小さい港場みなとばの景を呈していた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
船の通いの間遠まどおにして年々続き、風待ち日和ひより待ちの長かった日本海側の湊場みなとばなどで、こういう女性の利用せられたことはいうまでもない。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)