“測距儀”の読み方と例文
読み方割合
そっきょぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、それから一分間ほどたった後、この監視哨は、顔の色をかえて測距儀そっきょぎにすがりつかねばならなかった。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
測距儀そっきょぎに喰い下っている士官は、忙しく数字を怒鳴っていた。砲術長は、高声器から、射撃命令を受けとると腕時計を見守りながら電気発火装置の主桿しゅかんを、ぐッと握りしめた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)