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混雑
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とりこみ
ふりがな文庫
“
混雑
(
とりこみ
)” の例文
旧字:
混雜
引越以来の
混雑
(
とりこみ
)
にまぎれて、
解物
(
ほどきもの
)
も、洗濯物も皆な
後
(
おく
)
れて了ったと言って、家内は縁側の外へ張物板を持出したが、狭い
廂
(
ひさ
)
の下に日蔭というものが無かった。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
長い
混雑
(
とりこみ
)
の後に起るくたびれが急に出てきて、物をいうさえもおっくうだった。
父
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
焼香も済み、読経も一きりに成つた頃、銀之助は丑松の
紹介
(
ひきあはせ
)
で、始めて未亡人に言葉を交した。長野新聞の通信記者なぞも
混雑
(
とりこみ
)
の中へ尋ねて来て、聞き取つたことを手帳に書留める。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“混雑”の意味
《名詞》
混 雑 (こんざつ)
多くの人や物が入りまじって、こみあうこと。
(出典:Wiktionary)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
“混雑”で始まる語句
混雑中
混雑方
混雑紛