混氣まざりけ)” の例文
混氣まざりけのない心持のよい色だけで、身裝を飾るといふ事が出來なくなつたらしく、色の上にぼかしをかけて、ぼかし過ぎた部分へまた白粉の極彩色、工手間くでまのかゝつた
お花見雑感 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)